美味いキノコはどこにある??
秋といえば、キノコ!(というのは大袈裟ですが、、)
キノコは秋に美味しいというイメージが強い方は多いかと思います。
もう旬なので美味しいキノコが食べたい!
と思われてる方も多いでしょう。
ではこの秋、どうしたら美味しいキノコを食べることができるのか。
なめこ担当の石崎が考察してみました。
キノコ狩りに行くのは素人にはなかなか難しいので、スーパーや直売所で買うことを前提にどんなモノを選んだらいいのかという事を考えてみます。
まず、なめこ含めたキノコは、生育環境が3パターンあります。
・天然モノ
・原木栽培
・菌床栽培
天然モノはスーパーでは売られてないので、道の駅や直売所などで探す必要があります。
しかし、そういった所でもなかなか売られてないですし、タイミングも難しいので行った時に売られているかは、直接お店に確認した方が良いかもしれません。
逆に原木・菌床栽培は基本的にスーパーや道の駅などどこでも手軽に手に入れられます。
では、問題のこれらのキノコのどれが1番美味しいキノコなのか?
やっぱり天然モノ!
、、、と言いたいところですが、必ずしもそう言い切れるものではなさそうです。
天然はおいしいことは間違いないですが、個体ごと育つ環境が違うわけですから、味も個体ごとにそれぞれ微妙に違います。(食べてはっきりと分かるほどではないですが)
原木栽培もほぼ天然の同じ条件で育てられているので、味は天然と同じと言ってもいいでしょう。
では、菌床栽培は天然や原木栽培に比べて味が劣るのか?
実はそんな事は、ありません。
特に最近は、栽培技術が向上し味や品質には天然・原木・菌床ともほとんど差異がないといわれています。
ただ、天然や原木栽培の場合はじっくり(本来あるべき)時間をかけて育てることから、食べたときに独特の風味があるのが特徴です。
逆に菌床栽培は、必要最低限の環境と最短時間(約3ヶ月)で育てるので、風味はなく味が均一になります。
つまり、こちらは食べたときにクセがなく、老若男女誰でも食べやすいのが特徴です。
結論。
天然・原木・菌床のどれがいいかは、食する人のお好みになります。(何かを期待してた方すみません!)
好みのパターンは以下の3つになるでしょうか?
・採取の手間や希少性、風味を楽しみたい人
→天然モノ。
・手軽に風味を楽しみたい人
→原木栽培
・安く美味しいキノコを食べたい人
→菌床栽培
結局のところ、これが1番美味しいキノコという結論にはなりませんでしたが、
家族や友人とキノコ鍋を囲んで食べるのが1番美味しいキノコが食べられるのかな、と思う秋の日です。
コロナの緊急事態宣言も明けましたので、感染に気をつけて、キノコに限らず秋の食を楽しんでもらえれば私も嬉しいです。
なめこをご用命の際は、是非木滑なめこを!
良い秋をお過ごし下さい♪
なめこ担当:石崎
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