1. HOME
  2. ブログ
  3. ひつじ
  4. 至高のラムソーセージを求めて

ブログ

ひつじ

至高のラムソーセージを求めて

8月まであんなに暑かったのが噓かのような涼しい日が続く白山麓です。

9月はいったら残暑感じる間もなくすっかり秋です。

秋と言ったら、みなさんは何の秋でしょうか。

私はもう迷わず「食欲の秋!」と答えます。

石川では五郎島金時の収穫が盛んになりスーパーで安く手に入るようになりました。

大好きなブドウも出回るようになり、ついついスーパーのカゴいっぱいに秋の味覚が詰め込まれる今日この頃。

山立会でも新たにおいしいものを作り出そうと奮闘しております・・・!

それは・・・・・・・・・

ラム肉100%のソーセージ!

山立会はラム肉生産のみならず、ラム肉のおいしさを伝えることも目的としております。

肉製品でより手軽に一般家庭にもおいしさを伝えていくのに良いのは、「加工」すること。

そこでソーセージ作りを始めました。

ちなみに、私、ひつじ担当は大学での食品加工実習や養豚農家での研修にて、ソーセージ作りの基礎を学びました。

また、一昨年スイスに1年間農業研修に行っていた際には、稼いだお金で2週間通った家政学校にて、ラムの枝肉解体から肉を挽き、ソーセージに加工するまで学ばせていただきました。

そのスイスにいた時、ドイツにも比較的に近い場所に住んでいたため、よくソーセージの本場であるドイツにてヴルスト(ソーセージのドイツ語)を食べに出かけたりもしました。

ヴルストとビール・・・この組み合わせは本当に最高・・・・。

ラム解体中・・・

そんなひつじ担当の作るこだわりのソーセージ。

・ラム100%でいくこと

・無添加・天然素材のソーセージにすること

・ケーシングは豚腸をつかうこと

上記をこだわって作りました。

「ラム100%でいくこと」は、ソーセージには大体ほかの動物種のお肉を使う場合豚肉と混合することが多いためです。

ソーセージと一番相性がいいのはやはり豚肉なので。

しかしラムのおいしさをつたえるためにはやっぱりラム100%で行きたいと思い、豚肉を加えることなく作成しております。

けれども不思議なことに、ソーセージにしてこんが~りと焼くとラムの臭さがまるでなくなります。

調合したスパイスと相まって豚には出せない絶妙なおいしさになるんです。

この不思議なおいしさをぜひ味わってもらいたいです。

残念ながらうちで生産するラム肉は出荷時期が限られているので使用するのはNZ産ラム肉ですが、おいしいことには変わりはありません!

「無添加」にこだわるのは、ソーセージには基本的に亜硝酸Naが添加されているためです。

こちらの亜硝酸Naですが、発がん性があるといわれています。

一見危険そうにみえますし(もちろん発がんに至るのは大量摂取した場合なので普段の摂取量ならば問題ない)、メディアでも摂取すべきでない化学添加物として大きく取り上げられています。

それなのに世界的に見ても「亜硝酸Naをいれない」という選択をしているところはすくないです。

それはなぜか。

この添加物は、肉の色味をよくし、保水性もたかめてジューシーになり、味も整い、雑菌増殖も防いでくれるという魔法のような添加物だからです。

だからこの添加物は食品がおいしくなるうえで否定はしない。

しないけれども!我々は手作りという強みを生かし、この添加物にたよらずおいしい天然素材のソーセージをお届けしたいと思います。

最後に「豚腸をつかう」という点ですね。

ラムソーセージなら羊腸を使えば?という考えもありましたが、あえてそこを豚腸にしたのは並々ならぬひつじ担当の「豚腸ソーセージ推し」があります。

羊腸はほそなが~いソーセージになり、豚腸はふと~いソーセージができあがります。

肉の味をたのしみ、脂のジューシーさをたのしむには!

絶対に豚腸の方がよい!!私は自信をもって宣言します。

なので、ラムとスパイスのマリアージュを楽しんでいただくために豚腸での作製にこだわっています。

こだわりのつまったラムソーセージ、本日より(9/10)販売しております。

ソーセージの名前(仮)は、「羊飼いのヴルストリ」です。

Würstliは、スイスドイツ語でソーセージという意味になります。

こちらロングサイズ1300円、ショートサイズ750円販売中です。

今後いろんな味にすること、ジビエ肉でもソーセージを作製することも思案しております。

是非今後の情報も楽しみにおまちくださいませ。

そして、ラムソーセージ、ぜひぜひぜひ買いに来てください♪

(ひつじ担当)

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事