夏こそなめこ、栄養豊富なヌメヌメパワー
毎日、暑い日が続きますね。
ビールが美味しい季節ではありますが、冷たい飲み物や食べ物のとりすぎで体調を崩すひとが多い季節でもあります。最近はコロナの感染も広まっていますので、普段から免疫力が上がるような食事を心がけたいものです。
山立会が生産してるなめこ、旬は秋ですが、腸内環境を整える食物繊維など、実は夏こそ食べたい栄養豊富な健康食材なのです。
今回は、夏こそ食べたいなめこのヌメヌメパワーを紹介したいと思います。
きのこの中でもなめこはその特徴であるぬめりの中に多くの栄養素を含んでいます。なっとうや、オクラ、もずくなどが健康食品として推奨されるようにぬめぬめ食材には、いいことがたくさんあるんです。
「菌類粘液体」
なめこの最大の特徴であるヌメヌメ。このヌメヌメの成分は、菌類粘液体という糖とタンパク質が結合した多糖類の一種です。保水力があるため、胃や鼻、喉など体内のあらゆる器官の粘膜を保護し、ウイルスや風邪から守ってくれる効果があります。コロナウィルスに対するも効果が期待できますね。菌類粘液体は食物繊維なので腸内環境が改善され、その他にも、タンパク質を分解し消化を助け、回復を促進する効果もあります。
夏の暑さで弱った体の疲労回復にも効果が期待できます!
「ペクチン」
こちらもヌメヌメの水溶性食物繊維の一種で、胃腸などの粘膜を保護する作用があると言われています。また、腸内のビフィズス菌など善玉菌を増やす整腸作用が期待されるため、便秘予防をする働きがあります。
「コンドロイチン」
なめこのぬめり成分の中には、コンドロイチンも含まれています。コンドロイチンは、肌に潤いを与え、肌の内側から栄養を保持し、美肌効果が期待できます。また、軟骨に水分を運ぶ役割を担っているため、膝や関節のサプリメントの成分としても有名です。さらにコンドロイチンは、コレステロール値を下げてくれる効果もあるそうです。
高血圧の方には嬉しい効果ですね!
「トレハロース」
きのこ全般に含まれるトレハロースは、高い保湿力があります。そのおかげで、肌の乾燥を防ぐ効果があるので、多くの化粧品にも使われているようです。そのほかにも、血糖値の上昇も緩やかにする効果があり、糖尿病予防にもなります。
善玉菌を増やす効果もあり、消化器官を助ける効果もありますよ!
「βーグルカン」
なめこの栄養成分には、不溶性食物繊維のβーグルカンが含まれています。βーグルカンは、免疫力を活性化してくれる効果があり、身体の免疫力を総合的に高めてくれると言われています。
風邪やアレルギー対策、腸内環境の改善にも期待できます。
「ナイアシン」
ナイアシンは、水溶性で炭水化物、タンパク質や糖質、脂質の代謝をサポートする効果があり、身体の中に多く含むビタミンの成分です。脂質や糖質の代謝を促すことから、血行を促進したり、動脈硬化を防ぐ効能があると言われています。また、アルコールの代謝を促し、アセトアルデヒドを分解する効果もあるため、二日酔いの予防にも期待大です!
「鉄分」と「葉酸」
なめこには、血液に欠かせない銅や鉄分、葉酸も含まれています。血液の主成分である鉄分と体内でヘモグロビンをつくる際に、鉄分を必要な場所へ運ぶ役割の銅、そして水溶性ビタミンの一種である葉酸は血液を作る役割もあり、貧血予防に効能があると言われてます。貧血になりやすい方には普段からとっていただきたい食材の一つです。
「暑い夏を乗り切りましょう」
なめこには、体にうれしい栄養素が、バランスよくたくさん入っています!身体の健康や肌、消化器官にも直接的に働きかけてくれます。
夏こそなめこの栄養素で体調を整えて、楽しく毎日を過ごしていきましょう!
なめこ担当;石崎
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