ひつじの出産
5月は長いゴールデンウィークがありましたね。
なんとこのゴールデンウィークの間に、妊娠していた3頭が全部分娩し終えました。
まだかまだかとまっていた分娩、やっと仔羊が誕生!
最初は5/2。
ちょうど分娩房の改造をしにいって帰ってきた後、30分とたたずに「産まれるよ!」との連絡が。
急いで向かうともうすでに双子くんを出産しており必死に羊水に濡れたからだをお母さんがなめなめしてました。
双子で生まれるとどうしても単子よりも体が小さいのでちょっと弱弱しく、なかなかお乳も吸えなかったので心配でしたが、数日たつ頃にはお母さんから離れて遊ぶほど元気いっぱいに。
4足歩行動物はすごいな~とあらためて思いました。
続いては5/5。なんとひつじ担当と同じ誕生日でした。
早朝様子をみにいくと前日とは明らかに様子が違い、乳房が膨れて陰部がはれ上がってました。
これは産まれるな…と思ってから夜の21半ごろ…、するっと単子の仔羊をうんでました。
双方とっても元気・・・・だったのですが、問題が発生。
お乳がでるか確認してもなぜか出ない。
ひとまず初乳はうまれてすぐに飲ませなくてはいけないので、急遽牛農家さんからもらっていた冷凍初乳を人工哺乳で与えました。
結局数日たってもお乳は出ずで、幸い乳房炎ではないとのことですが人工哺乳に移行しました。 人工哺乳は十分量ミルクを与えてなるべく早く離乳させるために給与量を設定されているので、ぐんぐん成長しております・・・;
最後は5/8。ゴールデンウィーク最終日ですね。
もうちょっとさきかな~なんて思っていたところに、17時ごろにいつのまにかうんでいました。
こちらは何の問題もなくどちらも元気いっぱい。
これだけ何事もなくお母さん羊が全部やってくれていると安心ですね。
今年は最初の双子とそれ以外の単子で合計4頭です。
少ないですが、分娩では難産や虚弱児に見舞われることなく全員元気な仔羊だったことが救いです。
7月に中津川牧場より今年も仔羊を連れてくるので合計10頭ほどになりそうです。
現在山立会の放牧地では、成雌12頭+種雄1頭の放牧が開始しています。
仔羊の放牧は7月ごろからを予定しています。
6月中旬より昨年も行っていたひつじふれあいガイドの方を開始していく予定ですので、どうぞお越しください。
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