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LIFE

これからの里山

当会では、里山に関する情報収集・情報発信や、新たなつながり作りのために、
里山での生活、ビジネス、地域づくりなどに関する議論の場を企画していきます。
それらの記録を本章に残し、里山の今とこえからを考えていくきっかけになれば幸いです。

講演・対談・議論企画の紹介

report

山立会代表 有本 勲 取材記録 Arimoto Isao

白山麓へ来る前は何をしていましたか?

東京農工大学でツキノワグマの生態を研究していました。
クマを罠で捕獲して、正確な移動経路を追跡できるGPS首輪を装着して、あとはクマが実際に歩いた場所に実際に出かけて採食痕跡や糞を拾って食べていたものを探る、、、わかりやすく言えば「クマさんのストーカー」を6年間も続けていました。
修士までの3年間は富山県、博士の3年間は東京都が調査フィールドでした。

←クマにGPS首輪を装着する

←クマの糞を分析し、食べ物調査

▲白山自然保護センターでもクマ調査

白山麓への移住のきっかけは?

クマの虜になっていた大学時代、周りのみんなが卒業論文を書いたり、就職活動に励んでいるなか、ひたすらクマ糞を求めて山の中を歩き続けていました。
その帰結として、卒業論文はなかなかのひどい出来栄え(でも、データは人一倍あった)、就職先は決まるはずもなく(でも、楽しかったからよい)。
そんな中、石川県白山自然保護センターで野生動物の研究職のお誘いを頂きました。
豪雪地帯の白山ろく。雪はなんとなく好き、日本海側に多いブナの木も好き、当然、クマもいる。
イノシシやニホンジカも侵入して大問題になりそう。
必要条件は揃っていました。

白山ふもと会への転職の動機は?

石川県庁は、大きく重要な仕事に携わることができる一方で、1職員が出来ることには制約があります。
もっと軽いフットワークで、やりたいことに挑戦したいと思いました。
そんなときに、白山麓の観光事業者の集まりである「白山ふもと会」が猪の食肉処理事業を始めたことを知りました。
「小さな民間組織、食肉処理しているオジちゃんは面白そう、ここなら面白いことができるのでは?」と思ったのが動機でした。

▲解体待ちのイノシシたくさん。

山立会を設立した動機は?

職員を増やすか否かという経営方針で、会社と意見の食い違いがありました(どちらが正解か分かりませんが…)。
いつ捕まるか分からないイノシシ相手に従業員一人では体がもたない、猪解体以外何もできない、もっともっと自分のやりたいようにやってみたい、と思いました。
それならもう、個人事業でやるしかない。
成功しても失敗しても自分の考えでやった結果なら納得できる人生になるかなと。

山立会の今後の方向性は?

自分一人でやろうとすると身がもたないし儲からないし事業が続かないし社会貢献にもならない。
給料は安くてもよいので、里山を舞台に活躍したいという仲間を大勢集めて、わいわいがやがやで楽しい里山総合会社を作りたい。
そして、スローではなく忙しく活気に満ちた里山生活を送りながらも週1日は完全休日にして山歩きや狩猟、ときには金沢観光!?などを楽しめる生活を!!

有本勲プロフィール

山立会の代表。農学博士(野生動物保護管理学)。石川県白山自然保護センターへの就職を機に2012年に白山麓へ移住。
一般社団法人白山ふもと会で猪の食肉処理事業に携わったのち、独立起業

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